ファイルの設定・保存 (fltDw)
色の構成方法
fltDw ファイルの [色の構成方法] が表示されています。
パレットの場合は、[パレットの最適化] が表示されます。
この操作は、未使用色を削除し、使用されているピクセ
ル数が多いものから順に、色の並べ替えを行うものです。
不透明度が 0 の色が存在する場合、パレットの最初のイ
ンデックスは、それらのいずれかが割り当てられます。
なお、このパレットの順序は PNG などの保存には影響
しません

キャンバスの大きさ
幅と高さを指定し、[変更] をクリックすることでキャン
バスを変更します。幅と高さは、それぞれ 1 から 2048
の範囲で指定します。
キャンバスの縮小を伴う場合は、罫線が変更または削除
されることがあります

合成用の基礎色
レイヤーの合成は、この色から順番に行われます。非表
示のレイヤーは合成から除外されます。また、罫線領域
とフレームの間にできる余白を塗りつぶすための色とし
ても使用します

カラータイプ
PNG の保存形式を指定します。パレットを使用すると、
ファイル サイズを小さくすることが可能です。ただし、
フレーム内の合成したあとの色数で 256 以下を満たす必
要があります。透明度付きでない場合、不透明度は常に
最大になります

フレームのレイアウト
PNG などで保存されるものは、キャンバスを罫線で分割
したフレームです。フレームと罫線領域の中心は一致し
ており、フレームよりも罫線領域のほうが小さい部分は、
フレームの値が使用されます。
罫線がない場合、フレームはキャンバスの大きさと等し
くなります。
[罫線領域の最大値を使用] をクリックすると、各罫線の
矩形範囲を構成する上下左右の値について、それぞれの
最大値を使用してフレームを設定します

fltDw の保存
[fltDw を保存] を使用して、独自形式の fltDw ファイル
(.fltdw) を保存します。
[fltDw を圧縮] は上記を圧縮します。圧縮に伴う劣化は
ありません (可逆圧縮) が、ファイルの作成に時間を要す
る場合があります。
独自形式 (.fltdw) では、各レイヤーおよび罫線を保持し、
上記のうちカラータイプを除く、すべてのファイルの設
定を保存します。

fltDw では、ブラウザの制限によりファイルの保存方法
は [名前を付けて保存] のみ実行可能です

PNG の保存
PNG は、合成済みフレームに対して劣化のない可逆圧縮
の画像です。罫線が複数存在する場合は、各フレームの
PNG が格納された ZIP ファイルを保存します。
[PNG を保存] をクリックして通常の PNG を保存します。
フレーム数と圧縮処理によっては、ファイルの作成に時
間を要する場合があります。
[非圧縮で保存] を使用すると、圧縮なし PNG を保存し
ます。圧縮が行われないため、ファイルの作成に時間を
要することがありません。

ファイルの作成中にパレットの色数が 256 より大きい
などの理由で、処理が中止されることがあります。この
場合のメッセージ表示等はなく、処理速度によっては何
も表示されないことがあります。これは、他のファイル
作成においても同様の動作です

JPG の保存
JPG (JPEG) は、合成済みフレームに対して劣化のある
非可逆圧縮の画像です。不透明度は常に最大になります。
[JPEG 保存] を使用します。[品質] を指定して、画質と
ファイル サイズを調整します

ICO/CUR の保存
アイコンとカーソルのファイルを作成します。それぞれ
複数の色と大きさを単一のファイルに含めます。この形
式を使用するには、特定のファイル名をもつ罫線のみで
構成されている必要があります。
有効なファイル名は、後方の 6 文字が 01.png、04.png、
08.png、11.png、14.png、18.png、24.png、32.png
であるものとなります。11.png、14.png、18.png は、
[色の構成方法] が透明度付きである必要があります。こ
れらは、最前面のレイヤーの不透明度が 0 とそれ以外の
ピクセルで区別して、透明と不透明の部分を定義します。
11.png の場合は、レイヤー 1 キャンバスの座標 0, 0
の 1 ピクセルが、ICO/CUR ファイルにおけるパレット
インデックス 0 を定義します。インデックス 1 は、レ
イヤー 1 キャンバスの座標 1, 0 の 1 ピクセル (キャン
バスの幅が 1 ピクセルの場合は、座標 0, 1 の 1 ピクセ
ル) によって定義されます。定義される色の不透明度は
常に最大になります。また、フレームに定義されていな
い色が含まれていないことが必要です。
合成済みフレームに対する色数の制限は、1.png、4.png、
8.png に対して、それぞれ 2、16、256 です。
24.png と 32.png は True Color であり、不透明度が 0
の部分が透明になります。不透明度が 0 でない部分は、
24.png の場合に不透明度が最大になります。32.png に
は半透明を含めることができます。
ICO/CUR におけるフレームは、[フレームのレイアウト]
の設定が適用されません。各フレームの最大の大きさは
256 x 256 です

その他のオプション
[Base64 変換] は、任意のファイルの Base64 表現を得
るために使用します。

[暗号化の設定] は、ZIP ファイルのエントリの暗号化お
よび復号について設定を行います。
[暗号化] と [復号] を利用するためには、[パスワード]
を設定する必要があります。[パスワード] の設定後、こ
の入力欄は空になりますが、内部ではパスワードが保持
されています。設定したパスワードは、[パスワード] が
空の状態で設定したり、画面左上のカードアイコン、
[新規作成] および [開く]、fltDw のページを更新または
閉じるなどによりメモリから削除されます。
パスワードが設定されていない状態では、[暗号化] と
[復号] は非表示になります。

[ファイルの圧縮] は ZIP ファイルのエントリを圧縮す
るかどうかを指定します。
[ファイルの情報] は、ZIP ファイルのエントリについて、
ファイル名と日付の扱いを指定します。
[ファイルを展開する] では、[暗号化] で読み込んだ ZIP
ファイルを展開し、各エントリとそのファイル名・日付
を、新たに作成する ZIP ファイルのエントリにします。

[暗号化の方法] は、ZIP ファイルのエントリを暗号化す
るアルゴリズムを指定します。[Deflate] の場合は、暗号
化を行いません。また、[MS-CFB] は Microsoft Office
2013 の Open XML に既定の Agile Encryption による
暗号化を行うために使用します。暗号化できる最大のサ
イズは、6.75 MB (7,083,504 バイト) です。この場合
は、[ファイルの圧縮]、[ファイルの情報]、
[文字エンコード] は使用されません。[復号] も Agile
Encryption で暗号化されたファイルを対象にした動作と
なります。ここで復号できるものは、fltDw で暗号化し
たものに限られます。

[文字エンコード] で [暗号化] する際のエントリのファ
イル名について文字エンコーディングを指定します。
[UTF-8 (置き換え)] は、UTF-8 フラグがない場合でも
UTF-8 であるものとして [復号] するために使用します。

[復号エントリ] は、[復号] する ZIP ファイルのエント
リのインデックスを指定するものです。65535 を指定
すると、[復号] で ZIP ファイルのエントリ一覧をテキ
スト形式で取得します。フォルダのエントリを復号する
ことはできません
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